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被害者の証言

      2017/06/05

「週刊文春」が慶応生による集団強姦事件の続報を掲載していたが、

 

今回は加害者側の親達のインタビュー内容に焦点を当てていた。

 

 

「(あなたに)関係無いでしょ!弁護士に任せているんだから、何も言うことはありません!」

 

という親もいる中、一人気になることを言っていた親がいたので、

 

その箇所を抜粋したい。

 

 

『「事件のことは息子から聞きました。彼は当日、運転免許証を取りに行っていたんですよ。

 

(合宿所に)到着した時には宴会が始まっていて、宴会をやるとは聞いていなかったから、

 

「あれっ」と思ったと。息子も結構飲まされたみたいで、朝早かった疲れもあって、

 

すぐに下の部屋に降りたと聞いています」

 

 

― 二階の行為に気付いたら、止めていたはず?

 

「それぐらいの最低限の正義感は持つように育てたつもりではありますよ」

 

― 被害者の女性が気の毒だと思われますか?

 

「そうですね。気の毒という感情と、個人的に感謝の感情の二つですね」

 

 

「感謝」とは、小誌と同じく事件を報じた「週刊新潮」における「(一人は)

 

一階に降りて寝てしまった」というA子さん(被害者)の証言を指しているようだ。

 

 

「つらい中、(息子に)有利な証言をしてくれた」

 

そうZ(広研のSFC代表)の父親は胸を撫で下ろすのだ』

 

 

多くの場合被害者というのは事件への関与の度合い関係なく、加害者を恨み、

 

有利に働くことはあまり口にしたがらないものだ。

 

A子さんの人間性に対して尊敬の念を抱くのと同時に、

 

そのような方の尊厳を踏みにじった加害者側には怒りを感じる。