私たちはリベンジポルノを許しません

リベンジポルノ

対応と対策

リベンジポルノの被害に遭われた方は大変辛いと思う。
人との交流が出来なくなったり、すべての物事に対して疑心暗鬼になってしまうこともあるだろう。
あなたは何も悪くないし、卑怯で卑劣なリベンジポルノを行った加害者が当然悪いのは明白だ。
しかし、現実逃避しても何も解決しないのもまた事実。きっとそのまま起こってしまった出来事をごまかし続けても、それは一時的なものであり、解決には向かうことはない。
起こってしまった現実を受け入れることは、大変精神的にも苦しい痛みを伴う思う。
けれど、それを受け入れ、いかに迅速に対応出来るかが何よりも必要なことなのではないだろうか。
1人でその事実を知り、塞ぎ込んでいても事態は悪化する一方になってしまう。

リベンジポルノの被害に遭わないようにするための対策

(1)「撮らせないこと」
インターネットなどの普及に伴い、情報化社会になっていったことによって起こり始めた事件。
裏を返せば、情報が一人歩きし、ものすごいスピードで拡散してしまう世の中になったということだろう。
そんな情報化社会でどのようにしてリベンジポルノの被害に遭わないようにするのか、個人レベルでの対策はたった1つの方法しか無い。
それは「撮らせない」ということ。
それがリベンジポルノの被害を未然に防ぐ唯一の方法でもある。
勿論、彼氏やパートナーと仲睦まじい頃には、こんなことが起こるなんて誰も想像しないだろう。しかし、その仲睦まじい関係が深ければ深いほど、離れた時の憎悪の大きさにも比例してしまうのもまた事実。
そして、その思い出を悪戯にインターネット上などに流出させてしまう人もいるということが現実に起こっているという現実も考えなくてはならない。

(2)リベンジ・ポルノ=「かっこ悪い」という認識の拡散
このサイトの大きい目標でもあるが、やはり世間的にリベンジ・ポルノが卑劣で卑怯だということを皆に認識してもらい、そういう環境にしていくことが必要だろう。世間的には刑務所にいる人間はどんな犯罪だろうが、同じ穴のムジナだと思われても仕方がない。しかし、そんな刑務所や少年院などでも性犯罪を犯した奴は居場所が無い。つまり、犯罪者が最低の位置づけとされるのならば、その中でも底辺だということだ。イジメやレイプなど、明らかに立場が有利な人間が弱い人間にすることは、どの世界でもかっこ悪く、認められないということだ。任侠の世界でも「弱きを助け、強きを挫く」という言葉があるように、やはりどんな立場や環境でも、イジメやレイプなどは最低の部類だということだろう。リベンジ・ポルノもこれらと同じだと思う。好きだったパートナーに振られ、気持ちに整理がつかない、または振られて愛情が憎悪に変わってしまったとかそんなとこだろう。簡単に言ってしまえば、振られて未練がましい人間か、女性に対して面と向かって話の出来ない人間だってことだ。女性からすればそもそも「かっこ悪い」とか「最低」という認識があると思うが、世の中の男性にもそう思って貰いたい。友人や知人でそういったことをしようとしている人間や、悪戯半分で面白がってそういうことをする人間がいたら、決して同調しないで欲しい。それは決してかっこいいことでも無いし、自分が男として最低のことをしているという認識を持って、そういう人間に「かっこ悪いことすんな」と言ってやって欲しい。

リベンジポルノの被害に遭ってしまった方

(1)弁護士に相談
「誰にも知られたくない」、「もしくは早急になんとかしたい」という気持ちが強いと思うし、特に友人や親族などに相談しても、リベンジ・ポルノを受けたことが相談したことで噂になったりという懸念もあると思う。もしもリベンジ・ポルノの被害に遭われたら、近くの弁護士事務所に相談しよう。弁護士は守秘義務の元、相談に乗ってくれるから安心だし、相談だけだったら1時間1万円程度で受けてもらえる。

(2)信頼出来る友人や家族に相談
もし可能であれば、信頼出来る友人や家族に相談しよう。
自分の被害を告白することはとても勇気がいること。しかし、1人で塞ぎこんでいても何も解決はしない。あなたの気持ちを理解し、あなたが精神的に辛い時に支えになってくれるのはやはり友人や家族。
弁護士は対処に全力を尽くしてくれるが、精神面まではケアするのは難しい。
リベンジ・ポルノに遭った1番のリスクは精神的苦痛。
必ず1人で塞ぎ込まず、誰かに相談することが大切だ。

(3)当サイト運営者に連絡
友人にも知られたくないし、弁護士の所にも行ける精神状態ではない場合、私がリベンジ・ポルノやサイバー・ブリーに関するあなたの相談に乗らせて頂き、あなたと共に解決策を考えます。辛い状況で戦わなければいけない大変さや、理不尽な理由で自分が辛い立場に置かれた時の精神的な辛さは、十分理解出来る。
そして、何よりもそういった状況に置かれた時の周囲の力の強さを知っている。少しでも痛みを共有し、前を向いてもらえる様に、わずかな力ではあると思うが、協力させて頂きます。

石元 太一

公開日:
最終更新日:2017/05/01