縁の切れ目が・・・
2017/08/02
米女優のミーシャ・バートンがリベンジポルノの被害に遭ったことを
弁護士も同席した記者会見で明らかにしたようだが、
このケースは”ミーシャ・バートン憎し”といった
リベンジポルノというよりは
金目当ての犯行だったと言えるのではないだろうか。
問題のテープの売り手である元交際相手は、最低価格を50万ドルに設定し、
一番高い値段をつけたメディアに売ると持ちかけていたのだから。
こういった被害は、別にミーシャのようなセレブに限らないことだろう。
なぜなら、去年のリベンジポルノ被害の警察への相談件数は1063件で、
そのうち20件が、画像の購入要求などだったからだ。
過去の交際相手との思い出を、どうしてビジネスへと変えてしまうのだろう。
”金の切れ目が縁の切れ目”なんて言葉もあるが、恋愛に関しては
”縁の切れ目が情の切れ目”と考える人も中にはいるのかもしれない。
その当時の愛情も思い出も、金蔵くらいに捉えてしまう人がいるのだから。
恋愛というのは信頼関係から成り立っているものだと思うが、
このような被害が蔓延していけば、そのうち「寝室は携帯電話の持ち込み禁止」
などのルールを課すカップルが増えるかもしれないな。
「これは完璧に精神的な脅迫だった。
私がまず最初にしなくてはいけなかったのは、そういう人からすぐに離れることだった。
自分にできることはほとんどなかったし、これは犯罪だから」
「その後に続いたのは心に対する虐待だった。この数ヶ月続いていた」
ミーシャ・バートン