私たちはリベンジポルノを許しません

リベンジポルノ

復讐屋

      2019/11/19

少し前のことになるが、”復讐屋”というものを

 

やっていた方から話を聞く機会があった。

 

その名の通り、依頼者に代わって誰かに復讐をするという

 

ビジネスなのだが、その内容がなかなか残酷なもので、

 

例えば夫が不倫をしたことが原因で流産をしてしまったという女性からの依頼は、

 

「夫に暴行を加えた状態でゲイの人達に犯させる」

 

「不倫相手だった女性に関してはレイプ」というものだったという。

 

ただ、何でもするというわけではなく、大義名分がなければ

 

依頼を受けないらしく、逆に不倫相手側が

 

「不倫相手の家庭を壊し、配偶者と別れさせてほしい」

 

といった内容の依頼などは断るそうだ。

 

(実際そういった依頼は多いという)

 

だからかその方は「そのような(過激な)ことをしても

 

罪悪感は感じない」と言っていた。

 

その復讐屋なるものを頼る人は意外と多く、

 

男女の割合は7対3で女性の方が多いという。

 

また年齢層の幅も広く、下は10代から、上は60代もいるそうだ。

 

(詳しく話を聞くと、10代はレイプ被害、高齢者は金銭問題や

 

親族間のトラブルが多かった)

 

こういった話を聞くと、誰かに復讐したいと考えている人は

 

潜在的には非常に多く、その手段も「目には目を、歯には歯を」

 

と考えており、日本の死刑制度がなくならない理由もよくわかる気がした。

 

ただ、中には相談しただけですっきりしたと言い、

 

復讐を諦める人もいるようで、その方も「それが一番」と言っていた。

 

その方が復讐屋を始めたきっかけは、知り合いの女性からの

 

ストーカー被害に関する相談だったという。

 

その時に、「そういったことはなるべく双方で解決をして」と

 

警察に突き放された女性があまりにも多いことを知り、

 

「じゃあ、これをビジネスに」と思い立ったそうなのだが、

 

俺が「We’re on your dide」を始めた理由と重なる部分もあったので、

 

「何か参考になることがあるのでは」と、今回興味深く話を聞かせてもらった。

 

(俺の場合はビジネスにはしていないが)犯罪性のあることなので、

 

そっくりそのまま真似をすることは出来ないし、するつもりもないが、

 

調査方法や抑止方法など、そのノウハウだけは何かよいことに

 

転換出来る部分もあるのではと思った。