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リベンジポルノ

写真袋

      2015/12/16

今年の11月、写真や動画の共有アプリ「写真袋」の運営会社
「AIRCAST」の社長が逮捕されていたが、その逮捕の理由は、
男性投稿者の一人が児童ポルノを写真袋内に公開しているのを知りながら放置し、
その投稿者の犯行を容易にした疑いでだった。
 この事件に関しての詳しい内容は報道を通してしか知らないので、
それが事実であるのか、また運営者としての責務をどの程度まで果たしていたのか
などはよくわからないが、この「写真袋」というアプリの存在に関しては
常々危険だなと思っていた。
俺が一体何に危険を感じていたかというと、この「写真袋」というアプリは
ネット上に写真や動画を保存する為、”合言葉(パスワード)”さえわかれば
他人のフォルダも閲覧することが可能になる。
その為、”合い言葉”が「誰かに解読された」、「それをネットの掲示板に載せられてしまった」
と相手が自分も被害者だと装えば、例え、元交際相手の写真が「写真袋」から拡散しても、
その相手に罪を問うことは非常に難しいと思われる。
(故意に行なったかどうかの立証が難しいからだ)
今回警察が問題視したのは児童ポルノに関してだが、
こうしたアプリはいつそのようにリベンジポルノに悪用されるかもわからない。

そこで、そのようなことにならない為の事前の対策だが、
交際相手や元交際相手に対し、LINEやメールなどであらかじめ
「『写真袋』などネット上には、私(俺)の写真は絶対に保存しないでほしい」
と送っておくのはどうだろう。
相手に対し、牽制や注意を喚起することにもなるし、何より何かあった時に
被害届けを提出する際の証拠にもなる。
(そういったことを考えると、相手からの返信で何か言質がとれれば尚いいな)

今の世の中は本当に便利なことが多い。
今、俺自身不自由な中で暮らしてみて、改めてそう感じるよ。
だからこそ、逆に利便性の裏に潜む危険性にもよく注意を向けてほしい。