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リベンジポルノ

甘言

      2016/03/29

今年の5月13日、児童福祉法違反(自己淫行)容疑で
芸能プロダクション「センディング」元社長の田代 仁こと
ベレン・オリバー・オリベッティ(フィリピン国籍)という男が逮捕されていたが、
なかなかのヤローだな、こいつは。
その事件に関する詳しい記事が「アサヒ芸能」に載せられていたので抜粋しながら進めたい。
 まず、今回逮捕された件は、当時中学3年生だった少女に「体形を確認する」、
「モデルになるためにみんなしていること」などと言い、衣服を脱がし、
レッスンスタジオなどで、計十数回も淫行に及んだことについてだが、どうやらまだ他にも
被害女性はいたようで、「モデルになりたいなら、愛人になるか、お金を払うかだな。
200万円払えば専属モデルにしてやるよ」と20代前半の女性に話を持ち掛け、
カード会社にまで電話をさせ、お金を作らせたりしていたという。
もちろん、その後大した仕事が与えられるわけもなかったと記事には書かれてある。
 そもそもこの「センディング」という会社、六本木発アイドルグループという
「Ange」をデビューさせたり、「jiggy」というファッション誌を出版して
専属モデルを抱えていたりしたそうだが、それを口実に「一発やったら専属になれる」と
口説いたり、「初めは200万と言っていたんですが、『(jiggyを後ろ盾とした)店を出したいなら
コンサルタント料も入れて400万円』と請求されたんです」と現金を搾取され、
風俗まで紹介されたという。
 彼の悪行はこれだけではない。更に他の女性にも「(3Pを)させないと雑誌に出さない」
と言って動画撮影まで強要。
「1対1でシテいるところを1人の女の子に撮影させたり、私たちにレズプレイをさせたり…。
服を着ている時点から顔を映してインタビューまでするから、まさかAVとして
流通されられるのでは、と不安でした」と記事には書かれてあったが、本当にその懸念が
現実にならないことを願うばかりだ。

 今回のケースは”例えマイナーであってもアイドルグループをデビューさせた”、
”ファッション誌を出版している”、”業界のことに詳しい”というところが、
そのまま信用へと直結してしまったのかなと思う。
実際に枕はある業界だが、それをしないでのし上がっている女性の方が圧倒的に多いだろう。
自分の体を武器にしてでも、のし上がりたいという根性は大いに買うが、ただ単純にうまく利用されたり、
使い捨てされることだけはないように気をつけてもらいたいとは思う。
「プロダクション」「雑誌の編集者」「TV局」というワードだけで、安易に信用するのではなく、
その相手の人間性までも見抜ける目を養ってほしい。