私たちはリベンジポルノを許しません

リベンジポルノ

リベンジ・ポルノ

   

そもそもリベンジ・ポルノとは何なのか。
一体どこで発生し、いつからそう呼ばれるようになったのかと
疑問に思っている人も多いことだろう。
リベンジ・ポルノとは元交際相手の性的な画像、動画などを
ネット上にアップロードして拡散させる行為のことだが、
“サイバー・ブリー”、“サイバー・レイプ”“セカンドレイプ”という
表現を用いることもある。
このリベンジポルノという言葉が世界的に有名になったのは
2010年に立ち上げられた「Is Anyone Up ?」というサイトが
原因だと言われている。
このサイトは、自分を振った元交際相手の裸の写真の他、
実名やメールアドレス、住所までも掲示出来たようで、
その為被害を受けた多くの人は職場や住所を替えなければ
いけないハメになったそうだ。
このサイトを立ち上げた人物はハンター・ムーアと言い、
「インターネットで最も嫌われた男」とも言われている。
彼はこのサイトのアクセス数によって広告主から
広告料を得ていたようだが、このサイトだけで毎月100万円以上の
収益があったという。
そのような仕組みで利益を得ていた為か、彼はある雑誌のインタビューで
「もし、自殺者が出たら?」
という問いに対し、
「話題になるからアクセス数が増えて金が儲かる」
と答えたそうだが、実際に少し変わった形で悲劇は起こる。
彼のサイトにヌード写真を掲載された女性が父親と共に彼の元を訪れ、
その写真を削除するように説得を試みるものの、彼はその要求を拒否。
その対応に激高した女性は何と彼の肩をボールペンで刺すという
行為に走ってしまうのだが、ボールペンを除去する為に駆け込んだ病院で
彼はこう思ったそうだ。
「すげえ、これは最高の(書き込み)ネタになるぜ」と。
また他にも、リベンジポルノの被害に遭った女性の父親に対して、
「おたくの娘が『サイバー・レイプ』されたことはすまなく思っているけど、
これであの娘はテクノロジーのことをよく理解したんじゃないか?」
と発言したことが広く知られている。

2012年にこの「Is Anyone Up ?」は25万ドルで
ジェームズ・マクギヴニーによって買収。
買収の目的は、リベンジポルノによるサイバー・ブリーを止めさせる為であり、
同サイトを被害者が加害者の実名、住所、写真を掲示することが出来る
イジメ対策サイト「Bully Ville」へと変貌させた。
これでは“目には目を歯には歯を”の理論ではないかと指摘する人も
いるかもしれないが、ジェームズ・マクギヴニー自身は
犠牲をこれ以上増やさない為の方法だと考えてのことだ。
だが、そんなジェームス・マクギヴニーの善行を嘲笑うかのように
「Is Anyone Up ?」を模擬したリベンジ・ポルノサイトは
残念ながら乱立してしまっている。