それ相応の覚悟
2017/09/15
俺が関東連合のメンバーとして活動をしていた十代の頃、
敵対している暴走族のメンバーを時には襲ったり、さらったりをして
その敵対チームを一つずつ壊滅させていった。
ケンカも襲撃も、本当に数えられないくらいしてきた。
ただそんな中、逆に襲われる覚悟も常に持っていた。
街のケンカだって相手がいることだ。いつも無傷で終わるとは限らない。
そういった世界で生きてきた以上、
その覚悟は持たねばならないものだっただろう。
リベンジポルノやレイプをする連中も、そういった覚悟を持って
やっているのだろうかと時に疑問に思うことがある。
俺の考えとしては、やっぱりリベンジポルノやレイプをやる以上、
自分が同じことをされるか、もしくは自分の大切な人が
同じ被害に遭うかもしれないという覚悟を
最低限持つべきなのではと思っている。
「we are on your side」の活動を始めてからというもの、
新聞や雑誌などを読んでいてもつい性犯罪の記事に
目が止まってしまうようになった。
また直接いろんな話を聞くようにもなった。
正直、中には「気分が悪くなるから、出来れば知りたくなかったな」
と思う事件もある。
そんな時、被害者を救う為には時に因果応報的な対応も
必要なのかもしれないと考えてしまう自分がいる。
やはり俺の根底には、そうした暴力的な考え方が
根付いているのかもしれない。
たまにそうした考え方が本当に正しいことのように
思えてしまえるから恐ろしい。